PTAって何なの?

子供の小学校入学と同時に保護者は当たり前のようにPTA会員となりますが、本当は『入退会自由』って知ってますか?PTAは義務ではありません。このことをたくさんの人に知ってもらいたいので、自分ができることをやろうと思っています。

私のPTA退会方法

去年の今頃は、来月頭にある就学時健診が何となく憂鬱だったことを思い出します。

それはやっぱり私がこの時期既にPTAを意識していて、まだ入学したわけではないけど小学校に足を踏み入れることで、PTAはもうすぐそこまで迫っているんだと思わされドキドキしていました(笑)

それくらい私にとって嫌なものなんです。



PTA退会を決めたらその時期と方法を考える

PTAを退会する方法をネットで検索すると、結構色々ありますが、時期も重要みたいです。

一番すんなりと行くのは、入学前に非加入届を学校宛に送るという方法らしいですね。

でもこれは事前に入学予定の学校に電話するなりして、その学校にあるPTAが任意加入を周知しているかや加入申込書があるかなどを聞いておく必要があるかもしれません。
ちゃんとしたPTAならいきなり非加入届を送る必要はないだろうし…。

私も最初は非加入届を出そうかなと思ったのですが、色々準備するのも面倒だし暫くどんなものか様子を見ようかなと思いやめました。



退会届の文面はシンプルに。宛名は状況に応じて

結局我が家は入学後の5月に退会届を提出することになったのですが、作成した退会届の文は殆んどネットに載っているものを参考にしたものです。

「退会届」と書いた下にPTAは任意加入の団体なので退会します。
学校にはできることは協力します。
みたいな感じでシンプルに淡々と、もちろんもっと丁寧に。

退会理由を詳しく書く必要はないし、書きたい場合は書いてもいいかもしれません。
ただとにかく「退会する」という意思がしっかり伝わるように。


退会届の出し方はこれも色々です。

私は退会届プラス校長先生宛の手紙、さらに教育委員会のPTAに対する見解のメールも同封して子供→担任→校長へ。
PTA会長は顔も知らないからやりとりしたくなくて、そのことも校長先生への手紙に書きました。
(その後PTA会長とは直接少しだけ話しましたが)
そのため退会届は1通で、宛名は校長先生とPTA会長の2人にしました。

他にもPTA会長だけまたは校長先生だけに退会届を提出したり、会長と校長先生両方にそれぞれ提出したり、確実に受け取ってもらうために内容証明郵便を利用するなど学校やPTAの様子や状況でやり方は違うようです。


ネットで得た知識

校長先生やPTA会長と直接話すのは避けた方がいい→話し合いの場は相手のホームだから不利になる。
文書は証拠として残るのでメールや手紙がいい→話し合いだと言った言わないになる。

ということで今までのやりとりは自治体も含め徹底的に手紙かメールです。

ただ私の場合単純に直接人と話すのが苦手っていうのが一番大きいけど。。
だから学校や役所に出向いてしっかりと話し合いをしてる方たちは本当にすごいなと思います。






PTAは入退会自由な団体であることは事実なので、いつ入会しようと退会しようと誰も文句は言えないはずですが、現実はそうではありません。

さっさと退会したらしたで、何も協力してないくせに恩恵だけ〜とか言われるし、もし役員をせずに高学年になってからのタイミングで退会したら、それもまたズルい!って言われるんだろうし…

何より不思議なのが、PTAで役員をした結果嫌気が差して退会した方も結構いらっしゃいますが、その方たちも退会について文句言われてるようなのです。

何で?
役員として一生懸命頑張った結果辞めることも許されないの?

嫌になってしまうような運営状況を改めようとはせず、辞める決断をした個人を責める。


とにかく、多数の人と違うことをする人が悪いということにPTAにどれほど関わったかは関係ないようです。


なので、いつ退会しようが結局文句は言われるんだと思います。
「退会」そのものが悪。


私は今のところ退会して不便はありませんが(むしろ気が楽)、地域や学校によってPTAも違うだろうし退会考えてるならさっさとしちゃいなよ!なんて気軽には言えません。


でも、最初に書いた通り入学前の非加入届が一番穏便に済むのかもしれません。
トラブルなく非会員を選択する場合はこの方法かなと思います。
※PTAへ個人情報が渡らないように学校に伝えておくのも忘れずに!


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追記

文中「未加入届」となっていましたが、「非加入届」に訂正しました。

また私がPTAから抜けた当時は「退会届」が一般的でしたが、熊本のPTA裁判の判決結果で「退会届」ではもしも裁判になった場合や会費の返還を求める場合不利になるということが分かったので、「非加入届」や「非加入宣言」をお勧めします。